買ってきた小物をちょこちょこ配置。ついでに電柱の太さが気になったので、市販品に替えました。でも碍子はオーバースケールを承知で、ビニール線の輪切りを使います。そうしないと電線表現の洋白線が乗せられないのです。 pic.twitter.com/XsiPBgrouS
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 28
換装した電柱はグリーンマックス製です。全体が細くなったのもそうですが、昇降用の足かけもモールドされているんですよね。自分の工作力では、この辺市販品に太刀打ちできません。大きいスケールの模型では、レールのスパイクを使ってみたんですけど。
車はそのままでもよかったんですけど、買ってみたジオコレの車のセットにあった消防のバンと、津川洋行のミゼットにしてみました。以前に父親から聞いた、最初に取った免許が三輪のだったというのが頭の隅にあったもので。
人形がいると、空間のサイズみたいなものが実感できます。 pic.twitter.com/fM0yOZo1Ne
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 30
ジオコレの学生さんに登場願いました。こういうレイアウトだと、サラリーマンとか合いませんね。
仕事机に置いたりなんかして。 pic.twitter.com/ryhy3JvfGz
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 10月 1
というわけで一応の完成を見たレイアウトは、仕事机の上に置かれました。いつまでここにあるか分かりませんけど(^^;
そして、ちょっとお遊び。
Nナロースターターセット(嘘 pic.twitter.com/yMihz5HeDT
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 29
こんなのあるといいかな(笑) 今ならレールはロクハンの道床付きでしょうか。
ツイッターに投稿したNナローレイアウト制作関連のつぶやきは以上です。スケールの大小にかかわらず、自分がするレイアウト工作というのは基本的に変わらないものだなぁということが分かって面白かったです。まだシーナリィ工作を待っているベニヤ・スタイロフォーム平原がいくつもあるので、いつまでも寝かせていないでまとめないといけないですね。
(この項おわり)
やり過ぎ? 壊しそう(笑) pic.twitter.com/nWGP2eZ4Wl
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 22
樹木のせいで奥の踏切標識が見えなくなったので、さんけいのペーパーキットの『踏切注意』の道路標識を追加しました。レーザーカットの支柱が細くて、レイアウトの端には置きたくない感じですね。多分実際は、踏切標識を道路の右側に置くんだろうなと思いますけど、製品のベースを土の中に埋め込んだ形になっているので、掘り出すのが面倒だったのです(笑)
そして道路標識の支柱を利用して、北海道の道路によく見られるスノーポール(積雪時の道路の境界を示す棒)を設置しました。赤い縞は色鉛筆で塗ってあります。実際は結構めったやたらと立っていたりするんですが、模型でそれをすると(意図がない限りは)うるさくなってしまうので、道の両側に一本ずつとしました。
電線が欲しくなる病 pic.twitter.com/BRC1K4gibw
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 22
Gゲージならまだしも、Nでもやってしまいました。ケースに入れることが前提でなければやらなかったかもしれません。電線には0.3mmの洋白線を使用しました。オーバースケールの、ビニール線の輪切りの碍子が役に立っています。
電線が外れてなくて、手ブレしてない画像も上げとこう(笑) pic.twitter.com/iOa1FGazTT
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 28
これの前のツイートで完成画像を上げたのですが、ツイートに書いてある理由から上げなおしたとりあえずの完成画像です。所有する唯一のNスケールの車、津川洋行のホンダ・ステップバンの郵便車仕様のものを配置しましたが、この時点では人形などは買っていなかったので、生き物の気配に乏しいレイアウトになっています。
ホームの裏手は針葉樹を配してもスカスカな感じだったので、裏側にスポンジの葉の樹木をシルエット的に置きました。ホームの手前にさんけいの柵を配しましたが、結構余ったので植栽の密度感の乏しい場所にも配してあります。
レイアウトの周囲は1mm厚のバルサ材で覆い、水性ニスで仕上げました。背景は2mm厚の白色のアクリル板が落ちてた(笑)ので、ケースの中に納まるように切り出して、空っぽく塗装しました。
ここのところNナローのレイアウトをずっと作っていたせいで、会場のHOナローの車輌や建物が巨大に見える(笑) 1/24のレイアウトを作っていた時には、小さいスケールはまとめて小さいものと見えていたから、自分の感覚はいい加減だなー^^; pic.twitter.com/V1ilDbSwpo
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 28
結局作ってるのがこれなので、会場では何も買わず、帰る途中のヨドバシカメラで、レイアウトの小物をいくつか買うのでした。 pic.twitter.com/HcANbRktrU
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 28
第10回の軽便鉄道模型祭が9月28日に開催されたので、このレイアウトを持って出かけました。ありがたいことに、個人出展をされていた、倉林実さんのブースに置かせていただきました(ありがとうございます)。
来場者の中には、ツイッターでこのレイアウトの進捗状況を目に留めていた方もいらっしゃいましたが、一様にこんなに小さいとはと驚いていました。写真だけだとHOナローのイメージで見てしまうんでしょうね。
Gゲージのレイアウトは『大きい』と言われ、その後制作したOナローのレイアウトは『樹木が大きい』と言われましたが、ここに至って『小さい』と言われ、感慨もひとしおです(笑) 単に自分が極端から極端を行き来しているのだと思いますが(^^;
帰途なう。これに全て収まってたのであるです。 pic.twitter.com/pr6vHjUzH7
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 28
さすがの小ささですので、さほど大きくもないカメラバッグにレイアウト本体、車輌、パワーパックと若干の工具などが全ておさまりました。
もうちょっとです(笑)
(つづく)
ここに針葉樹がないとモヤモヤする病に(笑) ケースの蓋とのクリアランスはOK pic.twitter.com/oDCjPkNOHO
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 20
以前作った小型の針葉樹の幹を置いて見た目の確認をします。当初はこれに新しい枝葉を付けていく予定でしたが、結局すべて作り直しました。
針葉樹より前に電柱が立った。碍子はベルデンのリード線の輪切りだから、多分電気的特性がいいよ(笑) pic.twitter.com/V8yY3xX9b9
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 21
この間に一度、針葉樹の葉の素材選定に失敗したために製作が止まっていたので、先に電柱を作りました。竹ひごに細角材、ビニール線の輪切りの碍子の組み合わせですが、HO並のサイズ感になってしまったので、のちに市販品に交換しています。質感なんかは好ましかったんですけど。
針葉樹はアスパラガスの葉だけだとNスケールでは密度感が不足するので、静電植毛してみました。思ったより立ってます(笑) アスパラガスを棚上から出した際の埃と植毛の繊維で、ハウスダストアレルギーみたいになってます。鼻水つらい。 pic.twitter.com/U3Det3j5Jg
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 21
最終的に一本の木の枝葉の数は、この画像の倍ほどに増やしてあります。葉の色が明るすぎるのがいまひとつですが、元のアスパラガスの葉の色に合わせました。暗い色の繊維はありましたから、葉をそれに近い色で塗装してから植毛すればよかったですね。
現在の様子 pic.twitter.com/zxIXEApTuj
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 21
ケースの蓋をかぶせるとこんな感じ。蓋のロック時に気を付けないと、中の車輌がひっくり返ります^^; pic.twitter.com/pV4P2tOnHd
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 21
植樹が終わったところで記念撮影です(笑) 背景はパソコンの液晶モニターをレイアウトの後ろに置き、ネットにあったフリー素材の空の写真を使いました。
まだ終わりませんよー(笑)
(つづく)
パーツがあると捗る(^^) pic.twitter.com/EGUJE68dLY
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 18
踏切標識は津川洋行のもの。Gゲージ、Oナローでも自作だったことを考えると、Nのアクセサリの豊富さには目を見張ります。
そういえばうちのFAXはレーザープリンタでもあったのだということで、がんばってみました。レイアウトがアクリルケースに収まるので『恵寿(けいす)』駅(笑) 『瞥渡(べつど)』と『渡棚(とたな)』の間にあります^^; pic.twitter.com/BUf77qt01y
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 19
アクリルケースに作ったレイアウトだから『恵寿』です。ベタベタです。一応字面は北海道の地名風にしてあります。この駅名票の大きさは、3mm×4mmです。
『洞爺鉄道恵寿線』と命名しました。
樹が生えてきたよー pic.twitter.com/eQiQbuCDum
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 19
灌木と広葉樹に使用したのは、他のスケールでも使ったプリザーブドフラワーのペッパーグラスです。たまたまある時期に買ったものの粒(蕾?)が細かかったので、Nのサイズにも使えました。
ポイント転轍機はトミックスのポイントに付属していたものを使用しました。
ハナガ サイタヨ pic.twitter.com/z9bDdFg0uo
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 20
花に使ったのは、ミニネイチャーの、紅葉しかけのカエデとかいうものなのですが、緑色の中にポツポツと黄色い葉が混ざってるというのにリアリティがないと、使われないまま放っておいたというものです。ここでやっと日の目を見ました。
(つづく)
とりあえず下草一回目で、魂の平安を得るw pic.twitter.com/2p2WkxRDBm
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 12
ターフを撒いて安心しています(笑)
道路にも草が生えてきました。あんまり車通らないんだな、とか考えながら工作。
次は静電植毛するですよー。 pic.twitter.com/058CxZLn0a
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 13
続いてコースターフ。道路部分にも何度か土を撒き、形と色味を整えていきました。
なんか見た目が痛々しい^^; pic.twitter.com/yGwhPKgsRc
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 16
芝生の達人さん、満身創痍です。
もふもふ完了。木も植えなきゃね。 pic.twitter.com/36SCdf35lJ
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 18
ここまでが下草で、上に仕上げ用の植栽がされて、必ずしも全て見えるわけではないというのは、他のスケールでの植栽作業と変わらないですね。
走行動画。実際より音がうるさい^^; http://t.co/tYcAzicPcV
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 18
ここでレールクリーニングをして、ちゃんと車輌が走るかどうか確認しました。
(つづく)
ホームの下に土まいて固定。ポイントと引き込み線はダミーなので、車輌が自力で入ってくることはないのだ(笑) でも間違って走らないので、展示用には便利(^^) あ、エンドレスは走れます。 pic.twitter.com/DcfP43nanP
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 8月 29
今もですが、当時は工作力の不足からまともなポイントを自作できないと思ったので、エンドレスの走行を優先させました。完成してみると、この判断は間違ってなかったと思います。小さいと特にポイント通過はストレスなんですよね。
下に撒いた『土』は、タミヤの情景テクスチャーペイントのダークアース。ちょっと黒すぎる感じもしますが、日陰などで湿った感じの表現にはいいだろうということで採用しました。草の生えるところには、そのまま下地に使えると思います。
この下が透けているタイプのホームは、Gゲージのレイアウトを作るときにも検討したものの諦めたということがあったので、ここで実現できて嬉しかったです。
小さいのでそのまま着彩してもいいのだけど、賑やかしに発泡スチロールと石塑粘土で地形っぽい起伏を付けたり。 pic.twitter.com/XWihas8t0g
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 8月 31
この大きさでもこれはやっといていいかと思います。やはり下草の丈も稼げるし、道路戸の境い目に程良い段差を付けられたりします。
ちょっとずつ pic.twitter.com/iriYonQngs
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 6
テクスチャーペイントで着彩と地面作りを同時に済ませ、バルサで踏切板を作成しました。
草を撒く前提の地面は湿っているとして、色を濃いめに残してあるのだけど、道路部分に灰を撒いてコントラストが付くと、なんとなく先行きが不安になってしまう^^; pic.twitter.com/VEEgnrfgmP
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 9月 12
思った以上に地面の色が濃いのでビビってる人がいます(笑)
道路に撒いた灰は、GスケールやOナローのレイアウトでも使った、園芸用の土と陶芸用の釉薬をミックスして、更に鉄道模型用の砕石やバラストなんかを混ぜたもの。スケール違いでも使うものはあまり変わりません。当然目の細かいところを使いますが、ある程度オーバーでもざらついた感じがあるとリアルっぽく見えたりします。
バラストはジオコレの『砂利 ブラウン』を使用。後で塗装しようかと思いましたが、結局ウェザリングだけで最後まで通しちゃいました。
バラスト撒布の際に接着剤が流れ出た部分があったので、ついでに草撒きもちょっと始めます。これもいつもの下草用ターフ。どのスケールでもなんかおんなじもの使ってるなーなんて思いながら作業してました(笑)
(つづく)

ずっと放置し続けのブログがゾンビのように復活しました(笑) 最近制作した、Nナロー・6.5mmゲージのレイアウトについて、制作時のツイッターでのつぶやきを絡めて解説します。
これでも走りますかそうですか。 pic.twitter.com/EH5cPejNwR
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 8月 13
この、サイズ275mm×137mmに切り出した板に、最少曲線半径60mmで線路を敷いたのは2003年のことでした。作りかけの畳一枚サイズのGゲージレイアウトをJAMコンベンションに出展する際、Nスケールだとどのくらいになるだろうと思ったのがきっかけです。11年前に作りかけで放っておいたのですが、手持ちの小型車輌なら走れそうだと思い、完成までもっていくことにしました。
市販品利用できるって素敵 pic.twitter.com/skXNKP4RfO
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 8月 16
GゲージやOナローのレイアウト制作時にホームと駅を自作したり、人に作ってもらったりしたので、製品が利用できると喜んでおります(笑) ジオコレの停車場のホームを短くして、この画像はそのままですが、固定の際には高さも製品の三分の一程にしました。
ケースに入れると音が静か pic.twitter.com/DlBbWQMmZ8
— Atsushi Aono (@at_sushi_01) 2014, 8月 18
ケースに入れて持ち運びできるといいななどと考えて物色したところ、ウェーブの、T・caseというディスプレイケースが丁度レイアウトが収まり、車輌を走らせても内壁にぶつからない大きさでした。ケースのベース部分に線路を敷いた板をねじ止めして、11年越し(笑)のレイアウト制作の開始です。
(つづく)
今回はお手軽にKATOのモジュールパネルとHOユニトラックの組み合わせです。雑誌で専用線の線路配置を眺めたり、こんな本をやっぱり眺めたりしながら試行錯誤を繰り返します。組立線路はこういうとき便利。

細長いと写真映えしないなぁ(^^; 実際は写真の左手でカーブしたL字型で、サイズは2400x1500mmになります。当然エンドレスではないので、列車を往復させたり貨車の入換運転でもできればいいかなーと。
後々のことも考えて、パネルは分割できるようにしたいのですが、HOユニトラックとモジュールパネルの寸法に関連性がないため、線路を切った貼ったして、端尺線路を各種作っております。
いろんな作りかけの線路を尻目に、今年はとりあえずこれから始めます。飽きたら別の作りかけの作業をします(笑)
前回は異種素材への重ね撒きについてお話しましたが、グラスマスター作業そのものも複数回撒くのが基本かと思います。一度だけでは接着剤のせいで発色が悪くなったり、一気に密度をあげようとすると、先に立った草の上に後から立たない草が積み上がるだけということにもなりかねません。ある程度の密度になったら乾燥させ、更に接着剤を塗布して草を重ねていくほうが、立った草の密度が上がりますし、うまくいけば草の高さを高くすることができます。

この画像の部分は最初から数えると5回くらいは作業していると思います。接着剤塗布の際に変化をつけて、草を重ねるところとそうでないところの差をつけたりなどもしています。繊維の長さは6mm程度のものですが、一番高いところでは15mmくらいになっています。

以前はこんな感じ、ってよくわかんないですね(^^;
重ね撒きの際には、接着剤の塗布をランダムにして密度感を調節するのももちろんですが、撒く際に草の色そのものを変えるのもありですね。
下の画像では重ね撒きの際に枯れ草色の繊維を使用しました。緑色の繊維も、3種類くらいのブレンドで、撒くたびに比率を変えてあります、というか、グラスマスターのカップに繊維を補充するたびに比率が変わってしまったというのが本当のところですが(笑)

色違いの繊維を使ったおかげで、接着剤を塗布したところとそうでないところがはっきり分かりますね。

繊維は、接着剤が生乾きの時に撫で付けたりして、立つ方向をある程度制御することもできます。掃除機で吸って、接着しなかった繊維の除去と立ち上げを一度に済ますこともできますよ(^^)
こんなところかなぁ。以前にもちょっとまとめたエントリがあって(『On30運転盤(17)…草が伸びました』)、そこも併せて見ていただければ、今回の作業での変化も含め、多少わかりやすいかと思います。そちらにはミニネイチャー風のものを自作する方法も書いてあります。
なんかこちらに、割と安そうなアプリケーターもあるようですから、試されてみてはいかがかなぁ、と(ステマ?(笑))。